介護に備えたライフプラン①「元気なうちに住み替えも」

老後の住まいをどうするか。

要介護状態になった場合の住み替えの選択肢は色々ありますよね。
・特別養護老人ホーム

・老人保健施設

・認知症対応型グループホーム

・有料老人ホーム

・サービス付高齢者向け住宅  云々


色々種類がありすぎて自身やご家族の状態に合わせた最適な住まいを見つけるのは大変です。
 
そのことに加えて、お子さんの独立や定年退職等、年齢を重ねるごとにライフスタイルも変化していきます。
今回は元気な間に、より快適さを求めて住み替えるためのヒントをご紹介いたします。

いつ住み替えるか

平成29年度の高齢者白書によりますと、日本人男女の「健康寿命」は男性が71.19歳、女性が74.21歳となっています。
より快適なシニアライフを謳歌するために「住み替え」を選択する場合は、平均寿命よりも「健康寿命」を重要視する必要があるのではないでしょうか。
 
それであれば、70歳くらいに住み替えを考える必要があると思われます。
心身が健康であるうちに住み替えをしておくと、安心して“老後”を過ごすことができるのではないでしょうか。

住み替えのための資金

平成28年度総務省統計局家計調査報告によると、2人以上の世帯の勤労者世帯のうち持ち家世帯は77%。
多くの日本人が資産として「持ち家」を保有している状況であることがわかります。
 
住み替えする場合の資金としても活用したいのが「持ち家」。
「今住んでいる住宅をどうするのか」が重要となってきます。
 
売却するのか、資産として手元に残し賃貸に出すのかは大きな選択肢ですね。
その選択に重視すべきなのが、住宅ローン残高の有無。
 
住宅ローンが終わっている持ち家なら、望むタイミングで売却ができますが、ローンが残っている持ち家である場合は、ローン残高を確認し、持ち家の売却額がローン残高を上回る場合は、不足分を自己資金で充当しなければなりませんので注意が必要です。
 

どこに住み替えるか

どこに住み替えるかは大変重要になってきます。
 
自身の老後のライフプランを考え、
・交通の便と通院、買い物が便利な都心に住むか
・田舎暮らしでのんびりするか
を選択する必要があります。
 
その際に重要視すべきは、病気や要介護状態になった場合。
都心だと、通院に便利で、経済的に余裕があれば要介護状態になった場合に有料老人ホーム等介護施設の選択肢も多くなります。
田舎であれば、通院や介護施設の選択肢が狭くなりますが、田舎の特別養護老人ホームには空きがある場合が多く、経済的に余裕がなければ、そちらを選択するという方法もあります。
いずれにせよ、病気、介護はシニアにはつきものですから、将来的にそちらを見据えた選択が必要になってきます。
 

住み替え場所は

元気な間に住み替える場合の住み替え場所の選択肢は以下の3つ。
自身の資産状況や身体状況を考え選択することが重要です。
 
1.自立者向けの有料老人ホーム
一般的に入居一時金方式で、入居一時金に数千万円必要な場合が多いです。
要介護状態になった場合でも介護居室に住み替え、ほぼ終身で暮らせますので、自身の健康等に不安をお持ちの方には適していると言えます。
ただ、入居一時金は概ね15年程度で償却されてしまいますので、資産を残すという点を重視される方にはお勧めできません。
 
2.持ち家の購入
都心のマンションに住み替える場合は、資産価値も高くお勧めです。
自ら建物を管理する必要もなく、隣人との距離が近いことも安心材料の一つと言えます。資産して残りますので、家族に資産を残したい方には適していると言えるでしょう。
ただ、現在の持ち家を売却しても、その資金だけで都心のマンションを購入するのは難しいでしょうから、現状の資産状況を考慮の上検討する必要があります。
また、要介護状態になった場合に、再度、有料老人ホーム等へ住み替える必要もありますので、近隣の施設の空き状況、経済的条件等も調べておく必要があります。
 
3.賃貸マンションへの住み替え

意外とお勧めなのが賃貸マンションへの住み替えです。
自身の持ち家を売却する必要もありませんので、持ち家を借家として貸し出せば家賃収入も入ってきます。
心身の状況にあわせ、病院の近く、介護施設の近く、商業施設の近くと言った選択も可能となります。
また、要介護状態になった場合に、近隣の介護施設に移り住むことも可能です。
ただ、賃貸マンションの場合には、立地場所と間取りにより、単身者向け、若者向け、ファミリー層向け、DINKs*向けと、住んでいるかのターゲットが変わっています。
自身のライフスタイルと全く違ったターゲットが住む賃貸マンションを選ぶのはお勧めできません。
仲介事業者とよく相談し、ある程度広めの高級賃貸マンションに住み替えを考えられることをお勧めします。
 
*DINKs・・・Double Income No Kidsの略。「子供がいない共働き世帯」のこと。

株式会社アットウィルのご紹介

私たち株式会社アットウィルでは、住み替え先の介護施設を、ご本人様のご希望に応じてご紹介致します。
今の家では不安、あるいは子供が独立して新しく生活を始めたいという方は是非ともお問い合わせください!

この記事のライターをご紹介

荒牧誠也 (アラマキセイヤ)

コラムサイト穂の花編集長

株式会社アットウィル 代表取締役
1964年 大阪府大阪市生まれ
1988年 関西電力㈱入社。介護事業子会社 ㈱かんでんジョイライフや医療関係子会社 ㈱かんでん在宅医療サービスの設立や運営に従事。関西電力グループのメデイカル・ヘルスケア事業の企画業務や㈱京阪ライフサポートのM&Aに従事後退職。
2017年 関西電力㈱を退社。㈱ベイシスのソーシャルビジネス事業部長に就任。同時に㈱かんでんジヨイライフ時代の仲間と㈱アットウィルを設立し代表取締役に就任。

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