失敗しない老人ホームの選び方~介護の沙汰も金次第~

介護の沙汰も金次第

失敗しない老人ホーム選び。
2回目の今回は、「介護の沙汰も金次第」。
良い介護サービスを受けるにはやはりお金がかかるということです。

こんなことを書くと、一所懸命、低価格で良いサービスを提供しようとしている事業者の方やそこで働く職員さんたちの反感を買ってしまうかも知れません。

でも、最後に物を言うのはやはり「お金」です。
介護に関する大抵の問題はお金で解決することが可能です。

なぜそうなのか?
介護サービスの中で最もコストがかかるのは何でしょうか?
建物建設費?土地購入費?食費?水道光熱費?
いえいえ最もコストがかかるのは人件費です。
どこの老人ホームでも実に運営費の50%以上のコストを人件費にかけているのが実情。

介護保険でホームに入る収入はほぼどこの施設も同じなので、介護保険でカバーできるサービスは本当に基本的な部分です。身体介助、生活支援の基本的なサービスを提供するだけで事業者は介護保険収入を使い果たしてしまいます。
皆さんは、ホームに入る時に、基本的なサービスだけで良いとお考えですか?
それで満足できる方は低価格型のホームに入居されても十分そこでのサービスに満足いだけると思います。

外出介助をお願いしたい、レクリエーションを楽しみたい、、、、色々なご希望のある方へ

基本的なサービスに加え、
「毎日、楽しいレクリエーションを楽しみたい」
「専門的なリハビリを受けて、少しでも身体機能を回復したい」
「週に1度は外出を楽しみたい」
「24時間看護師のいる環境で安心したい」
というようなご希望のある方。

そのようなご希望を叶えるためには、介護保険以外に月額利用料(ホームの料金体系では管理費や介護サービス費と言った項目で整理されています。)が必要な施設を選択することをお勧めします。

介護保険で賄えない余分な人件費、専門家を雇用する人件費(理学療法士や看護師)がそこに含まれているからです。

でもお金は無尽蔵にあるものではないですよね。
ですから普段から自分の希望を考えておくことが重要です。

自分(もしくは自分の家族)はホームに入って何を楽しみたいのか?どんなサービスを希望するのか?
これを順番にまとめておき、収入に余裕のある範囲で入居するホームを選択する。
こうすることで、自身の希望するホームに入居でき、新たなホームライフを楽しく過ごすことが可能になるのです。

やはり「介護の沙汰も金次第」。
出来るだけ多くの希望を叶えたいと思われる方は、事前のお金の準備は必要になってきます。

この記事のライターをご紹介

佐久間信二 (さくましんじ)

介護事業研究所所長

昭和63年関西学院大学卒業
某大手企業の介護事業子会社の設立・運営に携わり、経営者として売上高20億円企業にまで成長させる
現在、個人で介護事業研究所を設立。個人の皆様に介護事業所の運営・経営に関し情報発信を実施。

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