失敗しない老人ホームの選び方~余裕を持って探そう~

家族の都合が優先されていませんか?

老人ホーム選びに失敗しないための第一の考え方は「検討期間を短期間にしない!!」ということです。

多くの老人ホーム入居相談経験の中で最も感じることは、
「在宅介護に限界が来たから入居先探しを始めた」
「入院等で在宅復帰が出来ないことがわかったから入居先探しを始めた」
というご家族がいかに多いかということ。
多くのご家族が、在宅で生活をしているご本人の介護に家族が疲れ果て対応に限界を感じた時、近隣の方からの苦情を受けて(認知症が進み徘徊や火の始末等に関し不安に思ったご近所さまからの苦情)、入院をしたんだけど医師から在宅復帰は無理と言われて等、切羽詰まった状態で入居先を探し始めます。

要は「困った状態」にならないとホーム探しを始めない。つまり追い込まれている状態になって初めてホーム探しを始める方が多いため、結果、十分な協議をする時間もなく、地理的条件、経済的条件のみでとりあえず空いているホームに入居させるという結果になってしまいがちです。

そんなことで入居したホームは本人の意志とは無関係なところで話が進みますので、当然、本人の希望に合わないミスマッチな選択となってしまうことが多いのです。

切羽詰まる前に、余裕を持って本人の希望のホームを探すことが肝要

このような失敗をなくすためには、やはり事前の準備が重要です。
在宅介護を続けている限り、本人の状態が改善されるのはごくわずかな可能性しかありません。
要するに、そのまま在宅生活を続けていても、いずれはホームに入居する必要に迫られるのです。

どうせ老人ホームに入居をするなら早めに検討し、早めに入居を決めた方が良いに決まっています。
早めに検討するということは、
「本人の希望を十分に聞くことが出来る」
「本人が希望するホームが満室でも空室が出るまでゆっくり待つことが出来る」
「本人の身体的にも良い状態で検討出来るため、ホームの選択肢も広がる」
色々なメリットがありますよね。

ホーム入居や相続等、親のことは後回しにしない。
事前に関係者で協議を行い対策を考えていくことが重要です。

当たり前のことですが、実際には面倒なので実践できない。
結果、ミスマッチにつながっていきます。

失敗しない老人ホーム選びを行うためにも面倒を避けるのではなく早め早めの検討が大切なのです。

この記事のライターをご紹介

佐久間信二 (さくましんじ)

介護事業研究所所長

昭和63年関西学院大学卒業
某大手企業の介護事業子会社の設立・運営に携わり、経営者として売上高20億円企業にまで成長させる
現在、個人で介護事業研究所を設立。個人の皆様に介護事業所の運営・経営に関し情報発信を実施。

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